僕が今まで書いた歌詞の中で、わりと
良く使っていた表現がありまして・・
それは意中の女性に対して「もう自分の
気持ちを抑えて友達を演じているのは、
つらい・・たとえ、どうなってもいいから、
思い切って本当の気持ちを伝えたい!」
みたいな内容です(笑)そこで今回は、
その先のこと・・を書いてみようかと、
思いました。
女性に思いを告げて、友達のラインを
超えたものの、思いがけず、別れが訪れて
・・もう友達ですらない、ただの他人に
なってしまった・・そんなストーリーを
描いてみようと思いました。
しかし、いざ歌詞を書き出すと、
「いや、これもう、悲惨な内容に
しかならんやん!」と気付きました
(苦笑)
でも・・僕の場合は、一度
「こう!」とコンセプトを決めたら、
そこから「変更する」という選択肢は
ないんです(苦笑)皆さんは臨機応変に
歌詞の内容を変えたり、アレンジを
変更したり、普通にあると思いますが、
本当に上手く説明できないのですが、
それは出来ないんですよね・・(苦笑)
かくして、今まで制作した中では、
いちばん重たい内容になりましたが、
何とか自分なりに着地してみました。
感想など頂ければ、幸いです!
「友達のままで」作詞作曲編曲 中村雅春
(こちらでも→
https://youtu.be/cxDOmaInag8?si=xRwnuL28xhrJnN1o)
街の灯が ゆっくりと
ともりだす 秋の夕暮れ
家路を急ぐ人達の流れ
ぼんやりと見送っていた
もう一度 君の名を
風の中 呼んでみても
この世界には もう君はいない
どこにも もういないんだ
やがて季節はめぐって
新しい春が訪れる
その時 僕はどこにいて
何を思い 生きてるだろう
友達のままで
いられたなら よかったのに
そばにいて 笑いあって 幸せで…
涙がひとすじ
君の頬を 流れていた
誰より大切なひとを
僕が傷つけたなんて
いつからか気づいていた
胸をさす小さな痛み
誰にも優しい君の姿を
遠くから ただ見つめてた
初めての帰り道
まっすぐに僕の瞳を見て
話す言葉のひとつひとつが
嬉しくて 心が震えた
ひとり生きる淋しさを
受け止めて 生きてきたのに
ひとりがたまらなく悲しい
君に出会ってしまったから
友達のままで
いられたなら よかったのに
僕にはできなかった
どうしても…
優しい笑顔を
やわらかなその声を
愛をこの手にほしいと
心に願ってしまった
いつか どこかで
偶然にすれ違っても
僕には気付かないで
通り過ぎて…
友達のままで
いられなかった 僕だから
遠く遥かな空から
君を愛し続けるよ
君の好きな冬が
すぐそこに…
#宅録
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